始まりは一瞬の出来事
ただの出会いのはずが、目が合った瞬間に時間が止まるような感覚
そんな奇跡みたいな始まりがあるからこそ、人は恋に落ちてしまうのだと思います
でも、現実はそう簡単ではありません
「頑張ってね」と声をかけられるだけで、距離を感じてしまう
御礼日記や仕事のことに口を出されると、自由でいたい気持ちが縛られて、温かいはずの恋が苦しくなる
愛が手枷や足枷になってしまった瞬間、それは幸せでなくなるのかもしれません
きっと一番心を削られるのは、男性の方
彼女をじたい気持ちと、胸の奥で渦巻く嫉
妬や不安
その両方を抱えて耐えるには、並の心の強さでは足りないのでしょう
ただ好きでいることが、時に残酷なくらい難しいーーそれがこの恋の現実です
これは同業の友人の話
私のことではないけれど
勝手な自論ですが…
現役中は恋愛せず、お仕事に全集中
それが自分のためにも相手のためにもなるのかなって思います
だって不健康すぎません?
嫌な思いさせてまでお仕事するのも違うし
彼の為に辞めるのも違う
夢にように見えても現実はそう甘くはありません
行き場をなくした切なさこそ、それはそれは深いのです